出来ることなら隠れたい…③ (ページ38)

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《佐久間side》

すべての撮影が終わると、誰よりも疲れてるAがいる…(笑)

佐久間「大丈夫？」

『ん〜』

渡辺「今日もウチに帰るか」

『ん』

翔太と一緒でこれだけ痩せてるんだから、1人で暮らしてたらと思うと…恐ろしいよね。

蓮が忙しくて一緒にいられなくなったタイミングでも痩せてたし、ホントに食べることに興味なさすぎて心配。

佐久間「佐久間さんちでもいいよ？」

『ふふっ(笑)』

佐久間「ふふっ(笑)」

『翔太に飽きたら、よろしく』

佐久間「まかせろ！」

渡辺「いや、飽きんなよ！」

『翔太次第じゃない？』

佐久間「だよね〜」

渡辺「マジふざけんな(笑)」

俺とAがふざけてたら、Aの手を繋いで歩いていく翔太。

連れて行かれながらも、俺のほうを向いて、いたずらっ子のように舌を出すA。

俺もピースを返して、お互いに笑い合った。

深澤「翔太が手を繋いでんの、めずらしくない？」

佐久間「でもカップルだからね(笑)」

向井「普通っちゃ普通よな(笑)」

佐久間「やっと翔太の迷いがなくなったんじゃない？」

目黒「そもそも、ずっと両想いだからね！Aが素直になれば、普通の恋人になれると思うけど」

ラウ「そうなの？」

目黒「Aが付き合った時点で、しょっぴーのことを嫌いなわけないし。ちょっとでも好きの気持ちがなければ、付き合うような性格でもないでしょ」

ラウ「たしかに」

Aに対するめめの観察力は、俺たちが思ってるよりすごい。

Aのこと、マジで好きじゃん(笑)