検索窓
今日:28 hit、昨日:105 hit、合計:253,133 hit

勇気 ページ24

目黒side




岩本『で、そういや話って?』



岩本くんの言葉でみんなの話が止まる。


そして舘さんは俺の様子を伺っていた。


だから舘さんにニコッと微笑んで、大丈夫と伝わるようにしてから俺は話し出した。




目黒『忙しいのにごめんなさい。でも、もう一度ちゃんと皆で話し合いたくて。今後の事の前に、今の気持ちを。』



俺がそう言うと、皆も心当たりがあるからかピクっと反応した。ふっかさんは、俺の顔を見て一足先に察したようだった。



深澤『そう、だね。うん。
やっぱちゃんと話し合いたいな。』




そういって、舘さんの前に向かった。



深澤『舘さん。これから俺が聞くことは舘さんにとって辛いものかもしれない。でも、これから先に皆で進むために俺は...いや、俺たちは知りたい。舘さんが何に苦しんでるのか教えてほしい。そして出来るなら皆で解決したいんだ。』

宮舘『ふっか....』

翔太『...おれも。涼太が辛いかもと思って聞けなかったけど、1人で苦しむくらいならぶつけてほしい。お前はすぐ1人で抱え込んじゃうから、頼ってほしい。』

宮舘『翔太も...』





他のみんなも次々に舘さんの前にいった。
うん。大丈夫だよ。SnowManの皆はどんな舘さんの気持ちだってちゃんと受け止めるから。


だから、頼っていいんだよ?




目黒『舘さん。大丈夫だよ、ちゃんと皆に話せば絶対支えてくれる。今抱えてる舘さんの気持ちを全部話して?』





俺がそう話すと、舘さんは恐る恐る皆に話し始めた。





宮舘『...皆とレッスンをし出して、ある時から夢を見始めた。誰か分からない声から、【お前じゃなくて、目黒が助かればよかった】【お前だけが事故に合えばよかった】【目黒を返せ】って。』


宮舘『皆も、もしかしたらそう思ってるのかなって。俺は記憶もない唯の一般人みたいなやつだ。目黒は怪我さえなければ今頃8人でそのまま活動できてた。俺が記憶も怪我も背負えば、8人で元気に活動できてたかなって、世間の人だって、皆だって、本当は思ってるんだろうなって...優しいから、皆は言えないだけで、本当は俺なんかとはイヤイヤ一緒にいてやっ...』




突然、舘さんの声が止まった。


それは、佐久間くんが舘さんを勢いよく抱きしめたから。




佐久間『もういい、もう、いいから。
こんな辛い事、抱え込ませて、ごめんっ...泣』

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (351 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1668人がお気に入り
設定タグ:宮舘涼太 , 目黒蓮 , SnowMan   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りん(プロフ) - ともみさん» こちらこそ、素敵なメッセージありがとうございます! (2022年5月28日 13時) (レス) id: 9dd6c9cdd9 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 涙が止まりませんでした。素敵な小説をありがとうございます。 (2022年5月28日 0時) (レス) @page33 id: aad3573941 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - りんさん» いえいえ! (2021年10月17日 21時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» ありがとうございます!訂正します! (2021年10月17日 21時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - すみません、更新された最後のページで、分かり切っただと思いますよ! (2021年10月16日 2時) (レス) @page25 id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りん | 作成日時:2021年6月16日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。