そんな優しさなら要らない(完結) (ページ19)

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辛くページ19

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副担の割には岩本先生に近づきすぎじゃない？？
え、なに？副担だか近くに居れますアピール？

あの人とは仲良くなれなさそう。

目「ねぇAちゃん、岩本先生と知り合い？」

「んー？あー去年の夏休みにここに来た時、ちょっとお世話になったくらい！」

目「そうなんだ！Aちゃん見て微笑んだよね？」

「多分？知ってる子だーって思ったんじゃない？」

目「そかそか！！」

岩「こらーそこ、えっと目黒くんと雪白さん喋らないで話聞いてねー」

「「はーーい」」

怒られちゃったね、なんて蓮くんと言い合い
笑ってるとラウールくんが

ラ「めめばっかずるーい、僕もAちゃんと仲良くなりたいのに」

って拗ねてた

機嫌取りするのまあまあ大変だった……

目「今、岩本先生ちょっと睨んだよね？俺の事笑」

「そんな事ないでしょ笑」

目「いやあるって笑」

岩「こらーーそこ！！」

目「また怒られた！笑」

クスクスと笑ってると、岩本先生が凄く睨んでた

目「Aちゃん！笑わせないで！笑」

「私じゃないよー！蓮くんでしょ、笑」

目「いやいや〜笑」

「ほら、また怒られるよ！笑」

笑いを堪えながら前を向いてたら
何回か岩本先生に睨まれた

あー嫌われちゃう目黒くんのせいで！(違う！by目黒)

岩「では、以上でHRを終わります、えー目黒くん雪白さんはこの後職員室に来るように」

「「えっ」」

岩「じゃまだ係とかないので、号令かけます。起立気をつけ礼。さよなら〜気をつけて帰ってくださいね〜」

「もう蓮くんのせいで怒られるの決定じゃん！」

目「違うよ〜Aちゃんのせいだよ」

「もう〜初日なのに〜！笑」

あはは〜と笑ってると
前の席の、向井くん、ラウールくんが振り返る

向「なんや、2人仲良くなってるやん！俺もまぜて！」

ラ「ほんとだよ〜！HR中ずっと喋ってるんだもん」

向「まあ2人仲良く怒られておいで！！」

ラ「そうだそうだー！」

「待ってー、怒られるの蓮くんだけでいいと思う」

目「何でー！一緒に怒られよう？ね？あ、逃げる？」

「…いいね、逃げよう！」

目黒くんと荷物を慌てて片付け走って玄関まで行く

岩「こらー、逃げるなよー考えてることお見通しだから」

と見事に岩本先生に捕まり、そのまま職員室に連れていかれた

目「もうAちゃんのせいだよ逃げようなんて言うから」

「それは蓮くんでしょ」

岩「どっちでもいいから、早く歩く」

「岩本先生優しいのに」

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